学習ガイド

共通テストの予想問題パックを開く前に決めておくこと

共通テストの予想問題パックは、初めて見る問題を前に、本番と同じ手順で動けるか試す教材です。開封前に確かめたい動作を決め、解答後は、知識の抜けと進め方の失敗を分けて記録します。

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予想問題パックを開ける前に、「次の過去問でも再現したい動作」を紙に書いてみましょう。「英語で時間が足りるか」では、終わった後に点数しか残りません。「資料と設問を行き来して読み直した箇所に印を付ける」なら、時間を使った理由を答案から確かめられます。予想問題の題材が本番に出るかを考えるよりも、初めて見る題材にどう向き合ったかを残す使い方です。

表紙と付属品を見て、解く前の条件をそろえる

表紙で対象の試験と収録科目を確かめ、問題を読む前に解答用紙を用意します。解答と解説は別の場所に置きましょう。音声を配信する教材なら、接続と音量を確かめるのは例題までにして、本編は演習の開始まで取っておきます。先に音声を聞いてしまった科目は、そのことを結果に添えます。

時間割を写すときは、志望大学が利用する科目と、自分が実際に受ける科目を照らし合わせます。放課後に途中まで解くなら、どの科目で区切るかも先に決めます。夕食や部活動で中断してから再開した答案には、その位置で区切り線を引きましょう。通して解いたときの疲れ方とは分けて振り返れます。

解いている間は、直す前の状態を残す

国語で選択肢を絞った後に迷ったら、迷った地点に小さな印だけを付けて先へ進みます。数学で立式はできたのに計算が長引いた場合と、式を立てられなかった場合では、後で試す課題が違います。詳しい反省を書くために演習の時計を止める必要はありません。

マーク欄を飛ばした後は、問題冊子に示された解答番号と、解答用紙に印刷された番号を照合してから次を塗ります。この手順は、空欄の後でマーク位置を確かめる練習を通し演習の中で試す機会にもなります。英語の音声が聞き取りにくかったときは、機器の操作で聞き逃したのか、語のつながりを捉え損ねたのかを区別します。大学入試センターのリスニング案内では、機器の操作用サンプルと本試験の音声を目的に応じて選べます。

計画の例 解いた直後と、時間を置いた後にやること

土曜の午後に英語を通して解くなら、始める前に解答用紙、時計、再生機器を置きます。終了の合図で鉛筆を置き、最後に読んでいた段落を記録します。採点前に、時間があれば自力で解けたと思う設問だけ、別の色で考え直します。解説を開いた後に書いた答えは区別してください。

翌日は前日と同じ英文を丸ごと解き直す代わりに、未見の短い資料を選びます。時刻表の条件を一つ見落としていたなら、今度は該当する曜日と行き先を指で押さえ、設問が求める便を選びます。点が戻ったかより、違う資料でも条件を拾えたかを確認します。

パックの成績から、次に使う問題を選ぶ

採点結果の横に「音声が始まる前の準備」「読む順序」「習った知識」のように原因を書きます。時間をかけても言葉の意味が分からなかったなら、先に語句を復習します。設問の読み落としなら、別の問題で新しい手順を試します。同じ出版社の別冊で得点が上がっても、問題との相性や既に知っていた題材まで同じとは限りません。

次は大学入試センターが公開する過去問から、実際の資料の長さや解答欄を確認しましょう。過去問を部分演習から通し演習へ移す目安に沿って未見の科目を残しておくと、パックで変えた手順を初見の本試験問題でも試せます。

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よくある質問

全教科を続けて解く時間が取れないときは?

科目ごとに日を分けても練習できます。どの場面を本番どおりにできたかを記録しておくと、まとめて解いた場合との違いが分かります。

リスニングで音声を止めてもよいですか?

通し演習は指定の音声を止めずに解きます。聞き直したい箇所は問題に印を付け、演習を終えてから再生すると、最初に聞いたときの記録を残せます。

パックの得点は志望校の出願判断に使えますか?

まずはその教材に対する結果として読みます。大学が実際に利用する科目や配点は募集要項で確認し、パックで残した記録は次の演習課題に使いましょう。

出典・参考資料

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