私立文系の勉強計画 志望学部の過去問から科目の優先順位を決める
志望学部の過去問を開き、受験科目ごとに何を読んで、何を答えるのかを書き出しましょう。併願先にも使える練習を先に置き、特定の学部に必要な対策をその隣に加えます。
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「英語をやる日」より先に、受ける学部の問いを見る
私立文系で併願先を考え始めると、大学名を並べただけで予定が埋まった気がするかもしれません。勉強の順番を考えるときは、受けたい学部と入試方式まで書いておきます。募集要項で使う科目と出題範囲を調べ、手元の過去問がその方式のものか、表紙でもう一度確かめます。
紙を横に使って各学部の欄を作り、解いてみた設問を短く書き込みます。英語なら「段落の結論を選ぶ」「筆者の主張を日本語で説明する」のように、答え方まで記します。どちらも本文の主張を捉える練習が土台ですが、後者では自分で日本語を組み立てる時間も要ります。大学ごとに問題集を買い足す前に、今持っている教材のどこまでを共通の練習に使えるかが分かります。
長文の途中で迷った場所を、翌日の短い課題にする
英語の長文を終えたら、時間を取られた段落を選びます。単語の意味に迷ったときは、辞書を引いたあとで文全体を読み直し、主語と動詞がどこで結び付くか確かめましょう。単語が分かっても要旨を選べなかったなら、「前の段落の説明を続けたのか、別の意見を出したのか」を余白に書きます。どちらのつまずきも単語帳だけで片づけると、似た長文を読むたびに同じ箇所で迷ってしまいます。
翌日は、前に引いた線を隠し、段落の役割を口に出してから選択肢を見ます。米国教育省教育科学研究所の学習ガイドでも、覚えた内容を自分で思い出す練習を勧めています。最初の答えを覚えていたら、別の段落で同じ読み方を試しましょう。あとで何を隠して復習するか迷うときは、間隔をあける復習のやり方を参考にできます。
国語と選択科目に、答えを作る時間を残す
国語で対比を読む練習なら、評論文の余白に、筆者が区別しているものを並べます。「どちらも必要だ」とだけまとめると、違いが消えてしまいます。「筆者が評価するのはどの点か」まで言えたら、設問の選択肢に戻ります。古文を受ける場合は、主語が変わった箇所に印を付け、誰の動作なのかを前後の敬語から確かめる課題も考えられます。
歴史を選ぶ場合、教科書のページ数だけで進度を決めると、語句を見れば分かる段階と、自分で取り出せる段階を区別しにくくなります。学習した政策について、だれが負担し、何が変わったのかを本を閉じて説明してみましょう。数学を選ぶなら、問題集の章名や直前の例題を手がかりにしなくても、解き方を選べるか確かめます。自分が受ける科目に置き換えて、終わったあとに何が書ければよいか決めてください。
計画の例 併願先だけの対策を置く場所
平日は、学校の授業で読んだ評論の対比を整理したあと、選択科目の設問を解きます。英語の記述が必要な学部にも出願するなら、翌日の放課後に25分取り、前に読んだ英文の一段落を使って解答を書きます。先生に見てもらうときは、英文の根拠と自分の答えを並べて持っていくと、読み違いと表現の不足を分けて相談できます。
休日には併願先の未見の問題を開き、平日に試した読み方が使えるか確かめましょう。選べたのに書けなかった問いが残ったら、次の週に短い記述を足します。どの学部でも同じ接続表現で迷ったなら、学部別演習を増やす前に、共通の課題として英語の欄へ戻します。課題を入れる曜日は学校の予定に合わせた週間計画で調整できます。
ExamLumaでできること
ExamLumaで自分の学習プランをいつでもすっきり管理できます。 ↗
1日の学習目標を決めて、毎日の達成度をひと目で確認できます。 ↗
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よくある質問
英語を毎日やると、選択科目に手が回りません。
英語を長文の通し演習と短い読み直しに分けます。選択科目のまとまった演習を先に予定し、その日は英語で前の答案を確かめるところまでにします。
受ける学部で国語の出題範囲が違ったらどうしますか。
募集要項で範囲を分けて書き、過去問の設問と照らし合わせます。両方に必要な読解を続けながら、特定の学部で使う分野に別の枠を取ります。
日本史の暗記に時間をかけても、設問で迷います。
間違えた選択肢のどの言葉を変えれば正しくなるか考えてみましょう。人物なのか、順序なのか、資料の読み方なのかによって、戻る箇所を変えます。
出典・参考資料
- Organizing Instruction and Study to Improve Student Learning · Institute of Education Sciences · 2007

