間隔をあける復習のやり方 答えを隠して確かめる
教材を閉じて問いに答え、抜けていた条件を確かめます。理由まで説明できた問いは次の復習日を遅らせ、迷った問いは近いうちに扱いましょう。最後に別の例で同じ考え方を使えるか試します。
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ノートを開く前に、問いを決める
覚えたつもりの古文の助動詞が、文章に出てくると見分けられないことがあります。ノートをめくって活用表を眺める前に、昨日読んだ文から短い箇所を選びましょう。カードの表にその文を書き、着目する語に下線を引きます。問いは「この語の意味は何か。直前の語の活用形は何か。そう判断した手がかりはどこか」とします。裏には答えと、その文の読み方を決めた手がかりを書きます。
作った直後は答えが頭に残っています。いったん別の課題を進め、後で表だけを見て自分の言葉で答えてください。すぐに開いて読み直すと、何を思い出せたのか確かめにくくなります。米国教育省教育科学研究所の学習ガイドは、学ぶ機会の間に時間をおくことと、問いに答えて内容を思い出す練習を勧めています。
試験で使う形に合わせて問いを変える
大学入学共通テストに向けて数学を復習するなら、表に公式名だけを書くより、以前迷った問題の図を描き写すほうが役立つ場面があります。「どの辺と角の関係を使えば、求めたい長さに近づけるか」と自分に問いかけましょう。裏を返す前に、使う関係を図に書き込みます。答えの式が出ても角の位置を取り違えていたら、その違いが目に入るように図を描き直します。
日本語能力試験(JLPT)の語彙を練習しているなら、似た表現から文脈に合うものを選ぶ問いを作れます。たとえば「予定を変更する」と「時計の時刻を調整する」を材料に、動詞を隠して名詞と場面を残します。答えがほかにも考えられたら、辞書の用例や教材の前後の文を確かめます。どちらも自然なら、正誤を決めつけず、使い方の違いが伝わる例に入れ替えましょう。
計画の例 間隔を答え方に合わせる
月曜に作ったカードを火曜の放課後に開くとします。10分だけ取り、表を見て答えと理由を紙に書いてから裏と照らし合わせます。古文の現代語訳は思い出せても根拠が出なかったら、接続を確かめ、水曜にその文で試します。理由まで言えた数学のカードは、3日後に図の向きを変えて使います。
金曜は新しいカードを増やす前に、古文の別の文章で同じ助動詞を探してください。暗記した訳を当てはめるだけで説明がつかなくなったら、初めのカードに戻り、見落とした周囲の言葉を追記します。どちらの文章でも根拠が言えたら、次は1週間後の欄にカード名を移します。この日数は学校の予定と答え方に合わせて動かしてください。
次の復習日に開く場所を残す
カードの端やノートの欄外に、「答えと理由を言えた」「ヒントがあれば言えた」「例を読み直した」と、自分がしたことを書きます。でき具合を表す印だけでは、あとで見返したときに練習方法を決めにくいからです。ヒントが必要だった問いには、手がかりを隠して試す日を添えます。理由を説明できた問いは別の問題で使う日まで取っておきます。
予定した日に復習できなかったら、次に机に向かったとき、最近の模試で困った単元のカードから始めましょう。たまった分をすべて読み上げるよりも、答えを出して根拠を比べられる量を選びます。次に使う教材のページをカードの隅に控えておくと、教科書と問題集を行き来しても続きを探せます。
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よくある質問
カードの裏には何を書きますか。
答えと、その答えを選ぶ手がかりを書きましょう。数学なら公式に加え、使える条件や図に書き込む情報を短く添えます。
答えを覚えてしまったカードはどうしますか。
別の文章や図に置き換えて、同じ考え方を使ってください。新しい例でも理由が言えたら、そのカードを見直す日を先に延ばせます。
復習がたまった日はどうしますか。
最近の答案でも迷った問いを先に扱います。余ったカードには戻る日を書き、新しいカードを作る時間を解き直しに回しましょう。
出典・参考資料
- Organizing Instruction and Study to Improve Student Learning · Institute of Education Sciences

