共通テストの得点率と傾斜配点 志望学部の換算点の出し方
共通テストの得点率は、得点を対応する満点で割って求めます。志望先の傾斜配点で計算するときは、利用科目と英語の内訳を募集要項で確認します。科目ごとに換算してから合計する手順を練習しましょう。
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得点率を出す前に、分母を決める
自己採点の横に科目名と満点を書きます。得点を満点で割れば、その科目で満点のどれだけを取ったかが分かります。複数の科目をまとめるときは、対象科目の得点を足してから、同じ科目の満点の合計で割ります。「受けた科目全部の得点率」と「志望先が使う科目だけの得点率」では、最初から集計する範囲が違います。
志望先に傾斜配点がある場合は、自己採点の横に「大学の配点」「換算点」の欄を作ります。満点に比例して換算する方式なら、科目の得点を元の満点で割り、大学がその科目に割り当てた配点を掛けます。最初に書いた素点を消さず、換算点を隣に置くと、別の学部についても同じ自己採点から計算できます。
募集要項は英語の内訳まで読む
大学入試センターの共通テストQ&Aによると、試験自体ではリーディングとリスニングの配点は均等です。志望学部については、共通テスト利用大学の入試情報から大学の募集要項を開き、受験年度、学部・学科、日程、方式を選び直してください。英語の配点欄に注があれば、その注まで読みます。
リーディングとリスニングの配点が別々に指定されていれば、英語の行を分け、採点した点と対応する配点をそれぞれ書きます。「内訳を換算してから合計する」「さらに英語全体を所定の配点に換算する」といった順序の指定にも注意しましょう。募集要項で扱いが読み取れない場合は、該当ページを手元に置いて志望先の入試窓口に確認します。
英語の配点を変えると、同じ答案がどう見えるか
ノートを縦に分け、左にリーディング、右にリスニングと書きます。まず、自分の得点をそれぞれの満点で割り、左に読解の得点率、右にリスニングの得点率を記入します。次に募集要項を開き、科目の内訳ごとに比例換算する方式なら、その配点を対応する得点率の下に書きます。上下を掛けて求めた「読解の換算点」と「リスニングの換算点」を足すと、その方式での英語の得点です。英語全体の得点率を出すときは、この合計を、同じ要項にある英語の換算後の満点で割ります。
たとえば読解の得点率がリスニングより高い答案を考えます。配点が均等なら、英語全体の得点率は両方の得点率のちょうど中間です。読解の比重を重くする方式で同じ答案を計算すると、全体の得点率はその中間よりも読解の側に寄ります。読解の得点率そのものを超えたら計算を見直しましょう。換算後の点を足したのに元の満点で割っていないか、読解とリスニングの配点を逆にしていないかを、左右の欄に戻って確かめられます。
国公立大学では、個別試験との比重も確認する
募集要項で「共通テスト」と「個別学力検査等」の合計欄を見つけ、それぞれの満点を並べます。両方を足して判定する方式で、共通テストが総点に占める割合を知りたいときは、大学の配点に換算した共通テストの満点を、両方の満点を足した値で割ります。試験そのものの満点をここに入れると、大学が付けた重みが反映されません。
計算が終わったら、換算点の合計が募集要項の満点を超えていないか、英語の合計と内訳を重ねて足していないかを確かめます。端数の処理に指示がある場合はその段階で処理します。換算はあくまで自分の点を志望先の尺度で読む作業です。勉強に生かすなら、共通テストの試験案内で対象の試験を確かめ、模試の振り返り方を使って失点した問題に戻りましょう。
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よくある質問
科目別の得点率を平均してよいですか。
各科目の満点が異なると、単純平均は合計の得点率と一致しない場合があります。採用する科目の得点の合計を、それに対応する満点の合計で割ります。
リーディングとリスニングは先に足しますか。
内訳を別々に換算する指定なら、それぞれの得点率に対応する配点を掛けてから足します。最初に合計する指定なら、その指示に従います。
個別試験を受ける前でも書ける欄はありますか。
共通テストの自己採点とその換算点、両試験の満点を記入できます。個別試験の得点は未確定なので、空欄のままにします。
出典・参考資料
- 令和9年度 大学入学共通テストQ&A · 大学入試センター · 2026
- 大学入学共通テスト利用大学情報 · 大学入試センター

