大学受験の併願スケジュール 出願・移動・入学手続の重なりを見つける
併願スケジュールは、大学名だけでなく学部と方式ごとに、出願、試験、合格発表、入学手続を並べて作ります。締切の意味と会場までの移動を追うと、両方受けられる組み合わせや、先に手続の判断が必要な日が見えてきます。
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併願先を、学部と方式まで書いて並べる
同じ大学でも、学部独自の試験を受ける場合と共通テストの成績を使う場合とで、手続も会場も違うことがあります。紙に「大学・学部・方式」「出願を終える条件」「試験会場と集合」「合格発表」「入学手続」と見出しを置きます。別の学部を受けるなら行を足しましょう。募集要項のファイル名と該当ページを添えれば、日程変更のお知らせが出たときにも照らし合わせられます。
出願先を探す段階なら、大学入試センターの利用大学情報から各大学の入試案内を開けます。そこから志望する学部と方式の募集要項に進みます。要項に「合格者に別途通知」とある項目は、その場で時刻を推測して埋めず、いつどの画面を見るかを書いておきます。友達が同じ大学を受ける場合も、聞いた締切が自分の方式に当てはまるかを確かめましょう。
「出願済み」に印を付ける前に
入力を終えた画面が表示されても、検定料の支払いや書類提出が残る場合があります。「登録」「支払い」「書類」の小さな欄を作り、自分の方式で必要な項目にだけ印を付けます。共通テストの受験案内は、志望大学に成績請求情報を提供する手続と、大学への出願を区別しています。共通テストを利用する欄では、どの手続を大学の出願画面で済ませるかまで要項を読みましょう。
紙の書類で特に見落としやすいのが「消印有効」と「必着」です。前者なら消印の日付、後者なら大学に届く日が基準です。学校で発行してもらう調査書がある場合、発送する日の前に、受け取りに行ける日を別に押さえます。締切間際に気づいてから調査書を頼む組み合わせは、試験日が重ならなくても実際には準備が難しい候補です。
試験日から合格発表の後まで、指でたどる
会場は大学名から想像せず、受験票や大学からの案内で特定します。都心のキャンパスのつもりでいたら、希望した学外会場が別の路線にあるかもしれません。前日はどこに泊まるか、翌朝は駅からどう歩くかを続けて書くと、移動に無理のある日が分かります。会場がまだ決まっていないなら、「受験票発行後に乗換を確定」と書いて、仮の経路と切り分けます。
試験を全部受けられても、進学先を決める順序に困ることがあります。志望先の発表の列から併願先の手続の列へ目を移し、発表を待ってから間に合うかを確認します。納付と書類提出を分ける制度や延納がある場合も、対象となる手続と申請期限は大学ごとに読み取ります。受験カレンダーで全国の試験日を確認し、大学ごとの期限を自分の予定表に書き写すときは、支払う人と大学に連絡する人も決めておくと、判断する当日になって話が行き違いません。
計画の例 併願先を残す前に条件を一つずつ読む
地元の文学部を第一志望にし、隣県の大学にも出願するとします。隣県の大学は月曜に学部独自の試験、地元の大学は火曜の朝に集合という仮の予定です。まず月曜の試験後に乗れる列車を調べ、駅に到着したあと帰宅して翌朝出直せるかを確認します。試験終了が遅れた場合にも乗れる便があれば、予定表に書き足します。
次に隣県の大学の発表と手続期限を横線で結びます。その線が第一志望の発表前に終わるなら、入学手続の資料を先に開き、納付の対象と書類の期限を家族と確認します。受験するか迷ったら、私立文系の併願対策に必要な科目の準備も見積もれます。移動できること、手続について判断できること、試験に向けた準備ができることを順に見て、手元に残す候補を決めましょう。
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よくある質問
大学が同じならまとめて書いてよいですか。
学部や方式によって会場や締切が異なることがあります。まず別の行にし、要項で同じと確認できた項目だけまとめると安心です。
書類は締切の日に郵便局へ持ち込めばよいですか。
必着なら指定の日までに届く必要があります。消印有効なら、指定の日付の消印が付く取扱いかを発送前に確かめます。
第一志望の発表より先に併願先の手続期限が来たらどうしますか。
納付と書類提出の期限、延納の有無と申請条件を該当する要項で確認します。先にどこまで手続するか家族など支払いに関わる人と相談します。
出典・参考資料
- 大学入学共通テスト受験案内 · 大学入試センター
- 大学入学共通テスト利用大学情報 · 大学入試センター

