学習ガイド

TOEFL iBTの技能別復習法。どこで答えがずれたかを探す

読む課題では判断を変えた語を、聞く課題では話の流れが変わった箇所を探します。書いた文章と録音は相手に伝わる意味を確かめ、同じ間違いが出そうな別の題材で試しましょう。

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答えを変える前に、迷った箇所を残す

正解と見比べてすぐ書き直すと、自分がどこまでわかっていたかが残りません。TOEFL iBTの選択問題では、選んだ理由を余白に短く書いてから答え合わせをします。発話は最初の録音、作文は推敲前の文章を取っておきましょう。直したいのが英語の形なのか、相手の意図の取り違えなのかを見分けられます。

ETSの出題形式を見ると、読む課題は語を完成させる問題から学術的な文章まで、聞く課題は短い応答から講義まであります。書く課題には文の組み立て、メール、学術的な議論への投稿があり、話す課題には復唱とインタビューがあります。以下の例は、間違いを見つけるための自作の練習です。

リーディングでは、語の形と文の役割を分ける

空所に入る語の意味が「決める」だとわかっても、前に the、後ろに was surprising があれば、ここで必要なのは動詞の decide ではありません。名詞の decision を戻して文として読んでみます。訂正欄に日本語訳だけを書かず、形を決める手がかりに線を引きましょう。別の文にしたときに形を選び直せれば、同じ間違いを見逃しにくくなります。

学術文章で「一部の観察では成り立つ」と述べているのに、選択肢が「あらゆる状況で成り立つ」と言い切っていることがあります。話題の名詞が一致しても、その主張を支える範囲は違います。日常文なら、たとえば部屋の貸し出し規定のうち、週末だけにかかる条件を平日まで広げていないかを確かめます。

リスニングでは、表現が果たす役割を聞く

練習で “Could we move the meeting?” と聞いたとします。返答に meeting という単語が入るだけでは、日時の変更を相談されたことに応じているとは限りません。「午後なら空いています」のように、相手の次の行動につながる返事を、自分でも口にしてみましょう。

講義では、説明のための事例を結論と取り違えることがあります。たとえば研究者が鳥の羽を例にして、色が生まれる仕組みを説明したとします。鳥の名前ばかり残ったら、ノートの見出しを「鳥の種類」から「色はどう生まれるか」に書き換え、録音を聞き直します。例の前後にある発言でその見出しを裏付けられるかが目安です。

ライティングでは、読み手を具体的に決める

並べ替えで間違えたら、まとまって動く語を囲みましょう。たとえば “I wonder where the workshop is.” の where 以下は間接疑問です。独立した疑問文 “Where is the workshop?” と並べて、語順を入れ替える位置を書き込みます。次は workshop を別の名詞に替えるだけでなく、導入も “Could you tell me” に替えて試します。

メールなら、共同作業で使う資料が閲覧できない場面を考えます。状況だけを細かく説明して終えると、受け手は何をすればいいのかわかりません。「閲覧権限を付けていただけますか」に当たる依頼を加えます。一方、授業の議論なら、誰かの提案に賛成した理由と、それがうまくいく条件をつなげます。同じ丁寧な文でも、必要な中身は変わります。

スピーキングでは、復唱と自分の説明を別々に聞く

復唱で “has already started” が “will start” に変わると、聞きやすく発音できても出来事の時点が変わります。元の音声と自分の録音を続けて聞き、抜けた部分を確かめてから文全体を言い直します。インタビューでは、質問の狙いとのずれを探します。「共同作業で最初に何をするか」と聞かれたのに長所だけを話したら、役割を決めた経験に答えを差し替えましょう。

計画の例

今日の練習から、答えの意味を変えてしまった例を選びます。次の練習では同じ種類の初見問題を使い、前回のメモを見ずに解きましょう。模擬試験の振り返りでも、正誤の欄に加えて「何を手がかりにしたか」を残すと、たまたま正解した問題を次の練習に生かせます。

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よくある質問

単語を知っていたのに補えなかったときは何を記録しますか。

前後の語から品詞や語形を決められたかを記録します。単語単体を暗記し直す前に、元の文に戻して読みましょう。

講義の例ばかりメモしてしまいます。

例の横に「何を説明するためか」を書く欄を作りましょう。空欄なら、例を導入する直前の発言を聞き直します。

インタビューの練習を聞き返すときの基準はありますか。

質問された点に最初の文で応じたか、そのあとに加えた理由や経験が答えを支えているかを確かめます。

出典・参考資料

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