共通テスト後の勉強計画 二次試験の答案を書く日から組み直す
共通テストが終わったら、自己採点と出願に必要な確認を済ませ、志望校で実際に書く答案を用意しましょう。添削を頼む日と書き直す日を決めると、限られた期間に何を解くか選びやすくなります。
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自己採点に区切りをつけ、個別試験の問題を開く
共通テストを終えて問題冊子を閉じたあと、自己採点の結果だけが何度も気になることがあります。大学入試センターの共通テストの案内から受験した年度の情報を開き、自分が受けた試験区分の正解が公表されたら、控えた解答と照合します。転記した答えに不明な箇所があれば、そのまま印を付けます。記憶だけで埋めて数字を動かし続けるより、面談で尋ねることと、勉強を再開する時刻を別々に決めましょう。
出願の手続きや締め切りは志望大学の案内で確認し、必要な作業を学習予定の外に書き出します。そのうえで、個別試験で使う科目の過去問を開きます。出願先がまだ動く場合も、候補の学部に共通する範囲なら先に取り組めます。たとえばどちらも英文の内容を日本語で説明する問題を含むなら、以前読んだ英文から説明を書くところまでを、今日の課題にできます。
共通テスト前に書いた答案を、白紙から作り直す
いきなり年度を通して解く前に、共通テスト対策に比重を移す前の答案を探してください。以前の答えを隠し、同じ問題について白紙から方針を書きます。数学で補助線の位置は覚えていても、なぜその角が等しいかを説明できなければ、解答例へ戻る箇所はそこです。式が最後まで合っていても、問題文で指定された範囲を結論に添えたかも見直しましょう。
英語で理由を尋ねられたときは、本文の該当箇所に線を引いてから、日本語の答えだけを読みます。「それが難しいから」と書いた場合、その「それ」は答案だけでも何を指すか分かるでしょうか。本文の指示語をそのまま写した箇所を名詞に置き換え、問われた理由が伝わるか確かめます。試し書きを読み、次は解答例を見ずに根拠を説明するのか、答えを短くまとめるのかを決めます。
先生に渡す日から、解く日と書き直す日を決める
添削を頼める場合は、学校で先生に会える日と、答案を返してもらえる頃を先に聞きましょう。解く日だけ予定に入れると、せっかく直してもらった答案がかばんに残ったままになりがちです。先生が読みやすいように問題文と自分の答案をそろえ、何を見てほしいかを余白に書きます。「全部お願いします」より、「この条件を使う理由が伝わるか見てください」のほうが、返却後に何を試すか決めやすくなります。
返ってきた答案は赤字を写して終えず、指摘の意味を自分の言葉で短く書きます。同じ問いに書き直したら、設問の形が近い別の問題を探してください。前と違う材料でも同じ説明が書ければ、その課題はいったん区切れます。問題の選び方に迷ったら、過去問を部分演習と通し演習に分ける方法を参照できます。
計画の例 返却待ちの時間に別の科目を進める
月曜に数学の答案を作り、火曜に先生へ渡すとします。返却を待つ日は、英語の設問を解いて根拠と答えを並べておきます。木曜に数学の答案が返ってきたら、まず20分取って指摘された箇所の前から書き直します。もし返却が遅れたら、英語の答案を自分で読み直し、曖昧な主語を補う日に替えましょう。
週末には、これまで別々に直した部分が、時間を測った演習でも書けるかを確認します。最後の問いまで届かなければ、書き始める前に迷った時間と、書いた答えを何度も消した時間を分けて振り返ります。翌週の計画には、迷った原因に合う問題と、もう一度通して試す日を入れます。出願する学部が変わった場合も、直した答案は取っておき、使う形式に合わせてこれから解く問題を差し替えてください。
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よくある質問
出願先が決まらず勉強を始められません。
候補の学部で科目や範囲が重なる問題を選び、記述を再開しましょう。面談の際に確認することは別紙にまとめ、結論が出たら学校別の課題を入れ替えます。
添削を頼める先生がすぐに見つかりません。
設問が求めることと、自分が書いた結論を先に照合します。参考解答があるときは根拠の違いを探し、自分では判断できない点を質問として残します。
書き直すときに解答例を覚えてしまいます。
まっさらな紙で、設問の指示と根拠から文章を組み立ててください。その後、似た未見の問いに同じ手順を使い、自分で答えをまとめられるか試します。
出典・参考資料
- 大学入学共通テスト · 大学入試センター

