総合型選抜と一般選抜の両立 提出までの予定と教科の勉強
総合型選抜の準備では、提出日だけでなく、先生の返事を待つ日も予定に入れます。その間に一般選抜の教科を進められるよう、出願条件を確かめ、結果が出た後の予定も分けて考えます。
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募集要項を開いて、先に条件を書き出す
総合型選抜の志望理由書に手を入れていると、夜になって初めて、その日に解くはずだった数学の問題が目に入ることがあります。両立するには、提出に間に合うかどうかと、教科の勉強をどこで続けるかを同じ紙で考えましょう。まずは志望先の募集要項を開き、対象となる学部・方式を確かめます。出願に必要なもの、合格したときの入学条件、手続きの期限を、掲載ページと一緒に控えてください。
選抜方式の基本的な位置づけは、大学入試センターの説明協議会の資料から大学入学者選抜実施要項を開いて確認できます。自分が書く書類や受ける試験を決めるときには、志望大学の要項の指示に戻ります。友達が別の学部に出す書類を、そのまま自分の提出物に加えてしまわないためです。
自分だけでは進められない作業に印を付ける
仮に志望理由書に探究活動の経験を書くなら、題材を選ぶことと、原稿を先生に読んでもらうことに分けます。「志望理由書を仕上げる」とだけ書くと、どの段階で予定が遅れたか分かりません。「活動記録から出発点を探す」「調べて考えが変わった場面を書く」「その説明が初めて読む人に伝わるか聞く」と並べると、添削を頼める段階が見えてきます。
先生に渡すときは原稿のほかに、募集要項の設問と、どこに迷っているかを添えます。返事を待つ欄には英語の長文や数学の演習など、自分で進められる課題を置きます。返ってくる日を希望だけで決めず、先生の都合を聞いて、直す時間が残るように頼みましょう。
計画の例 原稿を渡す週も教科の演習を残す
月曜の放課後に原稿の相談ができるなら、週末は草稿の完成を目指します。土曜の午前に数学の演習を済ませ、午後は活動記録を見返します。日曜は原稿を声に出して読んだ後、質問したい点を余白に書きます。表現がまだ気になっても、伝えたい経験と疑問が読める形になったら、残りの時間で英語に戻ります。
月曜に相談が延期になった場合も、教科の枠をすべて原稿に明け渡す必要はありません。仮の相談日を書き込み、原稿はそこで確認したい箇所だけ手元に控えます。学校の予定が動きやすい週は、曜日ごとの学習計画を参考に、代わりに使える放課後を見つけておきましょう。
結果を待つ日にも、次に開くページを決めておく
提出した日のうちに、一般選抜に向けて休んでいた単元を確認します。以前の教材で解きかけの問題を開き、条件を図に移すところまでやってみましょう。すぐ続きを思い出せるならそのまま進め、何を求めるのか分からなければ例題に戻ります。結果が気になって長い演習に入りにくい日でも、机に残す課題が具体的になります。
手帳には、結果が出た後の欄も作ります。入学条件と手続きに従って準備を進める場合と、一般選抜に向けて教科の演習を増やす場合を分け、実際の通知を確認して必要な方を使います。再開する科目を決めかねたら、模試の答案を使った学習計画のように、直近の答案で自力では進めなかった問題から選んでみてください。
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よくある質問
原稿の添削を頼める日がまだ決まっていません。
読んでほしい箇所と返却を希望する日を伝え、先生の予定を確かめましょう。返却日が決まるまでは、資料の出典を整理する作業や教科の演習を進められます。
面接の練習がある日は、教科の勉強をどう残しますか。
学校で練習するなら、帰宅後すぐに開く問題に付箋を付けて出かけます。夜は面接の反省をメモにまとめ、教科の課題に移りましょう。
合格した後も一般選抜を受けられますか。
志望先の該当年度・学部・方式の募集要項で、合格時の入学条件や手続きを確認してください。表現が曖昧なときは出願前に大学の入試窓口に問い合わせましょう。
出典・参考資料
- 令和9年度大学入学共通テスト 説明協議会(大学入学者選抜実施要項) · 大学入試センター · 2026

