学習ガイド

受験勉強のやる気が出ない日 積み残した予定の見直し方

勉強に取りかかれない日は、積み残した予定から、今の自分が終えられる課題を選びます。分からない箇所は答案に残し、先生に聞く言葉を用意しましょう。次の予定を空いている時間に収めてから、教材を開きます。

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放課後、実際に使えた時間を振り返る

手帳には「英語の長文、古文の助動詞、数学の復習」と並んでいるのに、どの本も開けません。そんな日は手帳の予定と、実際に机に向かえた日の様子を見比べてください。部活の後に教材を広げられたのは、夕食の前だったでしょうか。それとも後だったでしょうか。模試の復習で、解説を読むところまで進みましたか。それとも自分で解き直すところまで進みましたか。思い出せる範囲で書いてみます。

先に、学校の提出物と家の用事を予定に入れます。残った枠に、自分で確かめたいことを置きましょう。「数学を挽回する」と書くと、どこまで取り組めばよいか決まりません。「昨日の確率の問題で、数え落とした場合を図に足す」と書けば、机に戻ったときの作業が見えます。

手が止まった理由に合わせて、課題を選び直す

問題が難しくて進めないときは、ノートの最後に書いた式を指でたどります。そこまでは説明できるのに次の行が分からなければ、その間に印を付けておきます。先生に持っていくのは、その答案と問題文です。「全部分かりません」と言いにくいときも、「この条件をここで使う理由を知りたい」と伝えられます。

疲れて長い文章を追いにくい日には、すでに読んだ文章とその設問を使えます。大学入学共通テストの英語なら、以前迷った選択肢を開き、本文のどの言葉とずれていたかを余白に書きましょう。読み直したあとに理由を説明できたら、そこで今日の課題を閉じます。空いた枠に次の教材を詰め込まず、できたことを手帳の予定の横に残してください。

計画の例 積み残しのある放課後

家に帰ってから机に向かえるのが25分ほどの日を考えます。予定表には、模試の復習と週末の宿題とが混ざっています。

  • 最初の5分で、次の授業で使う宿題を取り出し、今日仕上げる箇所に付箋を貼ります。
  • 続く15分はその箇所に取り組みます。途中で迷ったら、試した式の横に疑問を書いて次の行へ進みます。
  • 最後の5分に提出できる状態かを確かめ、延期した模試の復習をどの放課後に入れるか決めます。すでに予定が埋まっていれば、入れ替える課題を選びます。

締め切りが重なる週は、こうした入れ替えだけでは間に合わないこともあります。提出先の先生に、取り組んだ範囲と残りを見せ、先に仕上げる箇所を相談してください。返事を聞いたら、自分の手帳でも優先する順番を変えます。

相談の相手に、見てほしいものを渡す

日本語能力試験の聴解で同じように迷うなら、日本語の先生に、聞こえた言葉と自分が選んだ答えを伝えてみましょう。「話し手は行くと言ったように聞こえました。どの表現で予定が変わりましたか」と聞くと、次はどこに耳を向けるかが分かります。先生が問題を解くときの考え方を声に出して示す方法は、英国の教育研究財団EEFの解説でも紹介されています。

家族に頼みたいのが静かな場所なら、成績の説明から始めなくてもかまいません。「夕食のあと、英語の音声を聞く間だけ机を使いたい」と、してほしいことを伝えましょう。不安が続いて学校生活や睡眠に響いている場合は、担任やスクールカウンセラー、医療機関にも相談できます。手帳や答案がなくても、その日に困ったことから話せます。

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よくある質問

積み残した分を全部、次の日に移しますか?

翌日の授業で使うものを先に選びましょう。残りは手帳の空いている枠に入れるか、すでに入っている課題と入れ替えます。

勉強の進み具合をどう記録しますか?

「途中の式までは自分で書けた」など、あとでノートを見て確認できることを書いてください。

先生に何を聞けばよいか分かりません。

自分で説明できたところまでを見せ、そこから先の考え方を聞いてみてください。

出典・参考資料

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