学習ガイド

共通テスト直前の30日間、復習と演習をどう組むか

直前期の予定は、直近の模試で迷った問題から組み立てます。過去問を解く日と、その答案を見て苦手な箇所を練習する日を決めましょう。学校の課題が増えた日は演習の範囲を縮め、手順を確かめる時間を残します。

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答案を開いて、今月扱う課題を選ぶ

机に直近の模試の問題冊子と答案を並べます。たとえば共通テストの英語で案内文を読む問題に時間がかかったなら、手が止まった行を探してください。知らない単語を調べていたのか、申込条件と例外を読み比べていたのかで、明日開くページが変わります。「英語を復習する」と書いた予定を、「案内文から参加条件を拾い、該当する人を本文に沿って説明する」に書き換えましょう。

課題を選ぶときは、解答を見た後なら理由を説明できる問題と、解説を読んでも途中で筋道を見失う問題を分けます。後者には先生に聞きたい箇所を示す印を付けてください。質問する日まで予定が止まるのを防げます。科目別の予定を書き込むときは、大学入学共通テストの情報と、自分が受ける科目を確認しましょう。

過去問を解く日には、答案を開き直す日も決める

まず、学校や塾の予定をカレンダーに入れましょう。まとまった時間を取れる日は本番を意識した通し演習に、短い空き時間は前に解いた大問の見直しに使えます。演習の横には、見直す曜日と教材のページを書いてください。解く予定が続くときは、前の答案から見つかった課題を次の演習で確かめられる間隔を取ります。

見直しでは解答欄を紙で隠します。国語で選択肢を絞ったところまで覚えていたら、最後に迷った表現に線を引き、本文のどの言葉を根拠に判断するかを書き添えてください。選択肢の記号だけ覚えていた場合は、別の文章で同じ読み方を試します。米国教育省教育科学研究所の学習ガイドでも、時間をおいて学んだ内容を思い出す練習を取り上げています。

計画の例 直前の30日間を使う

  • 最初の7日間は前回の答案を整理します。水曜に数学のグラフで場合分けを見落とした理由を書き、金曜には条件の異なる問題で図を描き直します。
  • 次の14日間は、休日の通し演習と平日の解き直しを組み合わせます。演習の後に20分取れるなら、迷った設問の番号と、その場で考えた理由を問題冊子に残します。詳しい解き直しは月曜の放課後に回します。
  • 次の6日間は、違う問題でも繰り返した間違いを扱います。英語の表と本文を照合するのに手間取った日は、見出しと条件を先に書き出してから、初めて読む表で試します。
  • 残り3日間は、使い慣れた教材に挟んだ付箋をたどります。自力で解けた問題の付箋を外し、翌朝開くページを決めてから机を片づけます。

学校行事が入ったら、練習の範囲を縮める

予定していた通し演習ができない日は、気がかりな大問を選んで取り組みます。「途中で使う公式を選んだ理由を説明できる」など、その日に確かめることを先に決めましょう。残りは空き時間が確保できた日に移します。翌日の欄まで埋まっていたら、すでに自力で解ける問題を外して場所を作ってください。

日本語能力試験(JLPT)の直前期も、日本語の読解教材に同じ手順を使えます。たとえば案内文を読んだ日は、申込みの条件と選択肢を照らし合わせ、その判断に使った言葉に線を引きます。教材を閉じる前に「次はここから」と問題の余白に短く書いておくと、次の演習でも手が止まった箇所に戻れます。

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よくある質問

新しい問題集を買うべきですか。

手元の教材で練習したい単元のページを開いてください。問題がそろっていれば、まだ解いていない類題に付箋を貼るとすぐに取りかかれます。

模試の翌日に学校の課題があるときはどうしますか。

気になった設問と迷った理由を答案に書き込みます。課題が終わる日を確認し、解き直すページをその日の予定に入れてください。

うまく解けた科目も予定に入れますか。

根拠を説明できた設問は普段の演習で扱い、選択肢を絞り切れずに正解した設問は復習の予定に入れましょう。

出典・参考資料

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